理学療法士の和田です。
訪問で車を運転していると、ふと目に留まる路線バスがあります。
そのバス路線が2025年9月に廃止方針であることを新聞で知りました。
狭く曲がりくねった道を抜け、市街地と山間の集落を結ぶバスは、日常の足として地域に寄り添い続けてきた存在なのだと思います。
利用されていた方は、寂しさや思い出が交錯しているのではないでしょうか。
私の路線バスの思い出といえば、子どもの頃、病院への通院のため利用していた時のことになります。
車酔いする私は、窓ガラスに額を押し当て、ひんやりした感じで気を紛らわせながら揺れるバスの中を過ごしたちょっと辛い思い出です。
その路線も今はありません。
廃止方針の、このバス路線も、通院のための移動手段の一つであったと思います。
廃止後は、家族らの助けて得て通院するのでしょうか。
新たな交通手段が検討や協議されているという新聞記事もあり、よい結果になることを願わずにはいられません。
近年多くの地域で交通機関が廃止されています。
利用者の減少や運営コストの増加、そして代替交通手段の普及が主な原因としています。
かつて、電車の木島線や屋代線も廃止されました。
それまで乗ったことのない路線だったので、廃止されるのは惜しいような気持ちになり、思い出にと実際に乗ってみました。
古い駅舎やのどかな風景に、懐かしさを感じつつも、新たな喪失を目の当たりにした気もしました。
新緑が美しくなる季節。
木々が柔らかな光を浴びて輝き、山道のカーブを抜けるたびに現れる新しい景色。
そんな風景を楽しみながら、廃止が予定されているこの路線バスにも乗ってみようと思っています。
幹線道路ではなく、集落の中をゆっくりと進む路線バスの旅。
それは、単なる移動手段を超えた大切な思い出を刻む時間となるに違いない。