5/15に引き続き第2弾
発達に特性のあるお子さまにとって、運動は脳の回路を整え、日常の生きづらさを解消するための
「必須のケア」と言われていますが、今日は特性をもつお子さまへの
運動療育「4つの効果」について書きます!

① 脳の活性化と認知機能の向上
運動は、脳の司令塔である**「前頭前野背外側部(ぜんとうぜんやはいがいそくぶ)」をダイレクトに刺激します。この部位は「四方に注意を配る力」や「集中力をコントロールする領域」です。注目すべきは、運動直後の「覚醒度」**の向上です。
運動後にあえて「静かな時間(学習タイム)」を設けることで、脳が最も集中しやすい状態になり、記憶の定着が格段に良くなることが科学的に証明されています。
そのため、ひなたでは運動遊びのあとに静かな活動として、読み聞かせやフラッシュカード等を行う時間を設けています!

② 協調運動とボディイメージの形成
発達性協調運動障害(DCD)のように、身体の使い方がぎこちないお子さまには、「クマさん歩き」や「ワニさん歩き」といった多様な動物模倣が有効と言われています。
これらは、自分の手足の距離感を掴む「ボディイメージ」を養います!
ボディイメージが整うと、他者との適切な距離感を保てるようになり、日常生活での安全確保や対人関係の改善にも繋がります。
③ 非認知スキルの育成
テストでは測れない「生きるためのスキル」を、OECD(経済協力開発機構)の定義に沿って育みます。
- 目標達成(やり抜く力):「随伴性(ずいはんせい)の認知」を学びます。「自分が工夫したことで結果が変わった!」という実感が、困難を乗り越える力になります。
- 他者との協働: 集団遊びを通じて、仲間の考えに合わせて動く社会性を養います。
- 感情の管理: 勝敗や失敗を受け入れる中で、自分の気持ちをコントロールする力を育みます。
④ ストレス解消と脳の保護
特性ゆえのストレスは、脳に**「コルチゾール」**という神経毒性のホルモンを蓄積させます。これが過剰になると、記憶を司る「海馬(かいば)」を傷つける可能性があると言われています。
運動は、このストレスホルモンを発散させる「心のデトックス」です。
運動はリフレッシュではなく、お子さまの脳を守るための「防御策」と考えられているんです!
運動療育を行い「4つの効果」を引き出すことで、日常的に抱えている困難さやストレスなど、
生活のしづらさを解消できれば幸いです!!


それでは、明日は第3弾!
お時間あるときに見てください!
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